こんにちは、イナホです⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
突然ですがタルトチェリーってご存知でしょうか?
日本ではまだ広くは知られていませんが、欧米ではスーパーフードの1つとしてとても注目されています。
今回はそのタルトチェリーの多岐にわたる健康効果を分かりやすく解説いたします!
タルトチェリーとサクランボってどう違うの?
まずチェリーにはタルトチェリーとスイートチェリーの2種類があります。
タルトチェリーは別名サワーチェリー、モンモレンシーチェリーとも呼ばれ、糖度が低く、酸味が強いため生食には向きません。
主に濃縮ジュースやドライフルーツ、チェリーパイなどに加工されます。
一方スイートチェリーは糖度が高く甘いので生食に向いています。
一般的に日本で売られている国産のさくらんぼ(佐藤錦、紅秀峰、ナポレオンなど)やアメリカンチェリーは、こちらのスイートチェリーに分類されます。
タルトチェリーにはビタミン・ミネラル・ポリフェノールが豊富に含まれており、特筆すべきはメラトニンとアントシアニンです。
メラトニンは睡眠に関与する脳内ホルモンです。夜間睡眠時に多く分泌され、概日リズム(サーカディアンリズム)を調節する作用があります。それによって体内時計に働きかけ、自然な眠りを誘います。
アントシアニンはタルトチェリーの色素成分でポリフェノールの一種です。紫外線やウイルスから身を守るために植物が作り出したファイトケミカルで強い抗酸化力があります。
効果・効能
不眠解消
タルトチェリーには前述したメラトニンが豊富に含まれており、睡眠時間と睡眠の質の向上に効果があるという研究結果が出ています。
ある調査では、不眠の人たちに2週間に渡って480ml/日のタルトチェリージュースを飲んでもらった結果、飲まなかった(プラセボを使用した)グループに比べて平均85分睡眠時間が伸びたという結果が出ています。
また睡眠の質も向上していたそうです。
欧米では薬やサプリメントに頼りたくない不眠で悩んでいる人によく活用されているようです✩:*・゚
筋肉疲労の軽減
運動選手を対象にした調査が多く実施されていて、運動前や運動前後にタルトチェリージュースを飲んだグループは、飲んでいないグループと比較して筋肉疲労や痛みが少なかったという結果が多く出ています。
長距離ランナーを対象にしたある調査では、レース前の7日間に710ml/日のタルトチェリージュースを飲んだグループはそうでないグループと比べて筋肉疲労や痛みが1/3だったそうです。
関節痛の改善・鎮痛効果
タルトチェリーに含まれるアントシアニンには体内の炎症を抑えたり動脈を保護したりする働きがあります。
このアントシアニンによる関節炎や痛風などの痛みを抑える効果が期待されています。
変形性関節症の女性20人(40〜70代)を対象にした調査では、タルトチェリージュース310ml/回を1日2回、3週間に渡って飲んだグループとそうでないグループを比較したところ、ジュースを飲んだグループは飲まなかったグループに比べ、炎症の軽減を示す検査結果が出ています。
末梢神経障害の患者を対象とした調査でも鎮痛効果が確認されています。
脳の健康効果
タルトチェリーにはアントシアニンをはじめとしてケンペロール・ケルセチン・イソラムネチンなど、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノール成分の持つ抗酸化力の相乗効果により、タルトチェリーは高い抗酸化力を持っています。
この抗酸化物質によって、アルツハイマーやパーキンソン病の原因となるフリーラジカルから脳細胞を保護する働きがあります。
480mlのタルトチェリージュースを毎日飲んだ高齢者たちは抗酸化力が増したという調査結果が多く出ています。
また、70歳以上の認知症患者にタルトチェリージュース200ml/日を12週間にわたって飲んでもらった結果、言葉や短・長期記憶において症状の改善が見られたという報告もあります。
高血圧改善
タルトチェリーに含まれるアントシアニンには、動脈を保護し、動脈硬化を予防する効果があり、血圧上昇を抑えて血圧を下げる働きがあります。
1日の摂取量
濃縮でないタルトチェリージュースを480ml/日が摂取量の目安として推奨されています。
240mlを2回/日または480mlを1回/日
まとめ
いかがだったでしょうか⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
野菜不足の栄養補給として、身体の悩みへのアプローチとして、タルトチェリージュースを活用することで少しでも毎日を健やかに過ごしていただけると幸いです♡
私も毎日愛飲していますが、
中途覚醒が減り以前よりよく眠れるようになりました(๑˘ ˘๑)✩:*・゚
次回はタルトチェリージュースの美味しい飲み方と、おすすめのタルトチェリージュースをご紹介いたします♪